「弾丸率」の成り立ちと具体例

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初めまして、弾丸トラベラーです。自己紹介を兼ねて、「弾丸率」についてご紹介したいと思います。

旅行が好きで、大学時代から航空会社系のクレジットカードでマイルを貯めていました。

社会人になってからは、土日完結または有休1日追加の3連休で海外弾丸旅行に行ったりしました。

何回か繰り返すうちに、いかに弾丸旅行の度合いが強いか(いかに周りから理解されづらい日程か)を客観的に測れることに気づきました。

それは、移動時間を現地滞在時間で割った「弾丸率」です。

具体例として、自身のランキングを発表します。

第5位:ドイツ・フランクフルト①(弾丸率60%)

フランクフルト国際空港に早朝に着いて、翌日の夜に発つ日程です。ホテルに1泊したので、本人としては、第4位以上の0泊弾丸旅行よりは「普通の旅行」感がありました。

あらかじめ予約しておいたレンタカーが空港ターミナルの車寄せ発着だったので、「空港」と「現地行動」がシームレスに繋がり、時間ロスなく効率的に動けました。

フランクフルト市内はもちろん、大聖堂が有名なケルン、城壁に囲まれたローテンブルク、世界最大級のワイン樽が城の地下にあるハイデルベルクなど。弾丸旅行だからこそ、行きたい所や過ごし方が厳選され、フランクフルトと近郊都市を十分に満喫できました。

ちなみにレンタカーはメルセデス・ベンツの小型SUV「GLK」で、グレードは確か220d(2.2リッターのディーゼルエンジン)でした。アウトバーンの直線やや下り坂をベタ踏みして、後にも先にも自身の公道最速記録となる221km/hをマークしました。

返却時のトリップメーターは確か900km台。近郊都市観光とドライブを効率よく楽しめました。

往復23h45m ÷ 現地滞在39h20m=弾丸率60%

第4位:シンガポール(弾丸率91%)

社会人3,4年目だったと思いますが、海外出張が何回かあり、ANAのプレミアムポイントが3万ほど貯まったので、もう2万ポイント分の“修行”のために、シンガポールをビジネスクラスで往復しました。

ちなみに“修行”の目的は、旅好きな読者の方はお察しのとおり、5万ポイント到達です。プラチナ会員になり、スーパーフライヤーズカード(SFC)の入会資格を得られるので、今後ANAをはじめとするスターアライアンス系に搭乗する際、エコノミークラスであっても、優先カウンターやラウンジなど「ビジネスクラス並み」のサービスを享受できます。

往復14h35m ÷ 現地滞在16h0m=弾丸率91%

第3位:ドイツ・フランクフルト②(弾丸率155%)

2回目の弾丸フランクフルトです。今度は泊まらずに日帰りです。1回目ではフランクフルト市内をあまり回れなかったので、今回はそれが目的です。

その1つが「リンゴ酒電車」。市内は路面電車が走っていますが、中でも専用仕様となっているそれは、車内でリンゴ酒を飲みながら、1時間ほどで市内の観光名所を巡ることができるのです!

あとはガイドブックに載っている地元レストランでの昼食などを満喫しました。

往復23h55m ÷ 現地滞在15h25m=弾丸率155%

第2位:オーストラリア・シドニー(弾丸率159%)

2015年12月にANAの羽田=シドニー線が就航(過去に就航・廃止していたようで、厳密には復活)するとのことで、国際線の往復初便に乗ってみたいとの思いから、行ってきました。

往復とも出発ゲートでのセレモニーや記念品を楽しみました。もちろん、現地ではグルメやシドニー湾フェリーなどの観光も満喫しました。

国際線で使われる航空機は一般に、現地に到着してから折り返し便として出発するまで2時間程度が多いですが、ANAのシドニー線は12時間。弾丸旅行にうってつけです。

往復19h0m ÷ 現地滞在11h55m=159%

第1位:アメリカ・ニューヨーク(弾丸率336%)

土日でNYに行ってきました。

ここまでくると、はい、狂ってますね。

自分なりに一応ちゃんとした目的があって、それは「往復ビジネスクラスで空の旅を楽しむこと」と「ステーキを食べること」です。

出張やカード決済でマイルが貯まったので、マイルの還元率(1マイルあたりの価値)が高い、国際線上級クラスの特典航空券に交換しました。

ビジネスクラス席には、レストラン(コース料理)、バー(ウイスキー「響」やコニャックなど)、シアター(日本未公開の映画を数本)、寝室(フルフラットのシートと寝具)、これらが集約されており、しっかりと堪能できました。

ニューヨークは老舗ステーキ店が幾つもありますが、ブルックリンの「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」にしました。噛むほどにジューシーなお肉、絶妙に合うソース…あぁ至福!ポテトやほうれん草も、単に付け合わせと呼ぶには勿体無い、いい仕事してます。

(ピーター・ルーガーは2021年秋に東京に上陸しました。もう渡米しなくても食べられるなんて!向こうから来てくれるなんて!お値段そこそこしますが…記念日などの大事な日にはアリですね)

ステーキを食べ終わり、若干余った時間はどうしよう、街ナカでNYらしい所といえば…うーん…そうだ、MoMAに行ってみよう!

行ってみたところ、想像以上に広いうえに混んでいたので、入館は断念し、売店へ。館内の美術品を模したオブジェや、美術品をデザインしたグッズを眺めて、実際に入館した気分だけ味わい、足早に空港へ向かいました。

往復26h55m ÷ 現地滞在8h0m=弾丸率336%


いかがだったでしょうか?やはりぶっ飛んでますでしょうか^^;

当時はまだ有給休暇の日数が少ないのと、現地滞在の日数(=費用)をセーブするため、という自分なりの理由はあったのですが、どれも弾丸なりに…いや、もしかしたら弾丸だからこその、濃厚で充実した旅となりました。

私の最高記録(336%)を超える弾丸率をお持ちの方は、是非ぜひ投稿お願いします!

あ、入国拒否や強制送還(着いた途端に帰国便に強制的に乗せられる類)はナシですよ笑

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